NETLIST STUDIO GUIDE

回路エディタ

10 Vの分圧回路で部品配置、配線、OP、接続診断を身につけます。

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部品を置く

  1. 上部で回路を選びます。
  2. 左パレットでカテゴリを開き、部品を選びます。
  3. 中央盤面の空きセルを選びます。
  4. 右ペインで値とRefIDを確認します。

盤面に部品が表示され、右ペインに設定が表示されれば完了です。重なり警告が出た場合は、対象を空き位置へ移動します。

部品を移動・回転・複製する

移動する部品を選び、移動操作を開始します。プレビューが有効な空き位置へ移動して配置を確定します。端子の向きが合わない場合は、回転してから配線します。複数部品は矩形選択または修飾キーで選択できます。Cmd+CCmd+VCmd+Dはアプリ内の選択内容に対して動作します。

配線する

  1. パレットから配線を選びます。
  2. 接続元の端子に接するセルを選びます。
  3. 接続先まで必要な配線セルを配置します。
  4. 接続ネットの強調表示を確認します。

T字・十字の接続点はノードとして表示されます。wire-bridgeは交差しても接続しないため、意図したネットと強調表示が一致することを確認してください。見た目が接していても、端子の向きと配線セルが一致しなければ電気的には接続されません。

値を編集する

対象部品を選び、右ペインの値入力欄へ単位を含む値を入力します。入力を確定し、SPICE入力プレビューを確認します。入力が不正な場合は元の値が維持され、診断が表示されます。

10k100n470uのようなSPICE表記を使えます。MMegの解釈を取り違えないよう、確定後の表示とSPICE入力を確認してください。

練習1: 10 Vの電圧分割回路を作る

次の回路を作ります。

V001(+) ─ R001 10k ─ VOUT ─ R002 10k ─ GND
V001(-) ───────────────────────────── GND
                              VP001 ─ VOUT

VプローブはGND基準の1端子プローブです。VP001の端子をVOUTへ接続します。

図3-1 完成した10 V電圧分割回路
図3-1 完成した10 V電圧分割回路
10 V電圧分割回路を配置した回路ワークスペース全体。回路、配線、部品設定に番号が付いている
  1. 電圧分割回路: 電源、2本の抵抗、Vプローブ、GNDが小さな閉じた経路を作っています。
  2. 配線と測定点: 中点へVP001を接続し、上下の抵抗値が同じであることを確認します。
  3. 部品設定: 選択したR001のRefID、値、端子netを右側で照合します。

1. 部品を配置する

部品RefID役割
DC電源V00110 V入力電圧
抵抗R00110k Ω上側抵抗
抵抗R00210k Ω下側抵抗
GND-0 V基準回路の基準node
VプローブVP001-中点電圧の測定

盤面上では、電源の+からR001、中点VOUTR002、GNDへ電流経路が続くように配置します。電源の-も同じGNDへ戻します。部品のRefIDが重複していないことを確認してください。

図3-2 抵抗R001の設定と接続情報
図3-2 抵抗R001の設定と接続情報
R001の基本値、RefID、10kΩの値、端子netを表示したインスペクター

値を入力したら、表示が10kとして確定し、端子netが意図した2つのnodeへ割り当てられていることを確認します。

2. 3つのnetを配線する

  1. VIN相当のnetとして、V001(+)R001の片側をつなぎます。
  2. VOUT相当のnetとして、R001の反対側、R002の片側、VP001をつなぎます。
  3. GND netとして、R002の反対側、V001(-)、GNDをつなぎます。
  4. 各netを選び、強調範囲が別のnetへ漏れていないことを確認します。
図3-3 配線した3つのnetと測定点
図3-3 配線した3つのnetと測定点
電圧分割回路の配線、Vプローブ、GNDを拡大した盤面

自動生成されるSPICE node名は配置によって変わります。見た目の名前ではなく、どの端子が同じnetへ属するかで確認します。

3. 計算値を先に求める

無負荷の分圧電圧は次の式です。

VOUT = VIN × R002 / (R001 + R002)
     = 10 × 10k / (10k + 10k)
     = 5 V

この5 Vを、後のOP解析で比較する期待値にします。

4. 警告とSPICE入力を確認する

  1. 右ペインの警告を開きます。
  2. 未接続端子、RefID重複、部品重なり、値エラーがないことを確認します。
  3. Netlistでngspice、解析種別OPを選びます。
  4. プレビューにV001R001R002.op、測定対象が含まれることを確認します。
  5. 自動node名そのものではなく、各素子の両端が意図したnetへ割り当てられているかを確認します。

5. OP解析で5 Vを確認する

  1. シミュレーションOPを選びます。
  2. ngspice解析を実行します。
  3. VP001の結果が約5 Vであることを確認します。
  4. 値が一致したらProjectを保存します。

実行の詳細はSPICE解析を参照してください。5 Vから大きく外れる場合は、まず抵抗値とGND、次にVP001が接続されたnetを確認します。

警告と接続を確認する

  1. 右ペインの警告を開きます。
  2. 重大度の高い項目から選びます。
  3. 未接続端子、短絡、重なり、値エラーを修正します。
  4. 警告一覧を再確認します。

警告がなくなっても、回路の電気的妥当性が保証されるわけではありません。電源、GND、モデル、定格、解析条件も確認してください。

完了チェック

  • V001=10 VR001=R002=10 kΩの分圧回路を自分で配置した。
  • 3つのnetとGND基準を説明できる。
  • 接続強調とSPICE入力の両方で配線を確認した。
  • OP解析でVP001が約5 Vになった。
  • 結果確認後のProjectを.netgrid.jsonへ保存した。